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一度きりの「いま」。
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女の友情は難しい、だろうか。
たしかに私も女同士の友情に悩み、苦しんでいた時期があったけれど、
今は環境に恵まれているせいか、とても伸び伸びとやらせてもらっている。

それに何度か痛い目に遭うと、
女性たちの刺激しちゃいけないツボもわかってくるし、
そもそもそんな気を遣わなきゃいけない人には近づかなくなった。

これは、七色+αの女性たちの短編集。
25歳を迎えた、高校ソフトボール部の仲間たち。
それぞれの生活、仕事、環境があって、
それぞれの色で輝いて(もしくは輝こうとして)いる。

キャラクターが一部かぶっているかな、とも思ったけど、
ミステリーの要素もあって楽しく読めました。
『雨上がりの藍の色』がとても好きです。


「僕が知っている陶子さんだって、陶子さんのほんの一部だと思うし。単色やツートンカラーの人間なんて、いやしませんよ。色んな色が虹みたいに重なり合って、複雑な模様を作っているからこそ、人間って面白いんじゃないですか」(『青い空と小鳥』)
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“小悪魔”、ではなく、“小さな悪魔”と呼ばれる私ですが、
この違いは小さいようで大きい…!!
やっぱり小悪魔のほうがいいな♪と思って読んでみました。

いわゆる恋愛マニュアル本だけど、
この作者の経験、哲学に基づいたオリジナリティのある内容なので、
説得力があって面白いし女を楽しむパワーが湧いてきます。

ただ人のマニュアルってそのまま使えるものではないから、
いいとこを真似してアレンジして取り入れれば良いのではないかと。

私の考えるいい女(小悪魔に限らず)になる方法①は、
頭の中にも周りにも、なりたい自分像をしっかり持っていること、です。
とっても基本的なことだけど、人はなりたいものにしかなれないと思うので。

細かいことをあげればきりがないから、
私もいつかそんなマニュアル本を書いてみたいな。
それにはまず自分が説得力のある人間にならないとね☆


この小悪魔流「会ってるときのラブラブぶり」と「会ってないときのサッパリぶり」の落差が、男に適度な不安を感じさせ、逆に彼のココロはあなたでいっぱいになる。この切り替えができるかどうかが、小悪魔と普通の女子のわかれ道。(『ラブラブとサッパリを使いわける』)



引き続き石田衣良の本をチョイス。
ずっと前から後輩が薦めてくれていたことを思い出し、
6ピタした会社帰りに買いました。

45歳の女性と28歳の青年との恋愛。
私はこの年齢差のある恋愛そのものよりも、
登場人物ひとりひとりの生き様に惹かれました。

特に主人公の咲世子の生きる姿勢とその言葉には、
背筋が伸びる思いがしました。
ひとりの時間を肯定的に生きる勇気をもらった気がします。

それにしても、
主人公の乗るポロという車といい、
“亜由美”という登場人物といい、
最後に出てくるタヒチといい、
これだけでも私にとっては特別な小説です。
30代に突入してからまた是非読み返したい。

修辞もすばらしくて、そこここに素敵な表現が散らばっていました。
とても質の良い読後感です。


 更年期障害で苦しんでいた咲世子が考えていたのと同じだった。恋愛にはすごい力がある。それは生きることの大本にある力だ。わたしたちは自分だけで生きているつもりになっているが、実際にはこの体を貫いて流れる生命の力に生かされているのだ。そうでなければ、ほんのわずかな女性ホルモンに振りまわされたり、恋人がむけてくれる笑顔だけで幸福の絶頂になったりすることもないだろう。ばらばらに生きているわたしたちは、みな命の力でつながっている。恋はその一番シンプルな形の表現なのだろう。

それを自分と重ねあわせ、美しさをきちんと認められたのは、素樹に愛されているという実感と自信のおかげだった。この世界に存在するあらゆるものには、それぞれ固有の美しさがあり、いつだって足りないのはそれを見る側の力なのだ。



『娼年』のその後。

この作者の描く世界は私にはちょっとぬるいけど、
たまに浸かりたくなります。
で、浸かってみるとやっぱり気持ちがいい。

性の世界は奥深くて、
興味はあるけどわからない部分もまだまだたくさんあります。

最近考え事ばかりしていたので、
久しぶりに五感を使って本を読めました。

 大好きなことに集中する。セックスでなくてもぜんぜんかまわないけれど、そういう時間をどれだけたくさん一生のうちにつくれるか。富でも名声でもなく、それが人生の満足度を計る鍵だとぼくは思う。なにかほかのためでなく、その行為自体が目的になった輝くような時間。



恥ずかしながら(なんて言ったら作者に失礼かな…)、
こういったわかりやすい自己啓発系も好きです。

普段は立ち読みで済ませちゃうんだけど、
この人には魅力的な固有の価値観と芯の強さがあるなと思って、
一冊買っておくことにしました。

言葉には魂が宿るから、たとえ普遍的な内容でも、
実際に自分の経験を通したものか否かってわかっちゃうものなんですよね。
自分で消化の出来ていないただの受け売りだと、人の心には響かない。

作者のものの見方、考え方からは見習うべきところが多いです。
私もポジティブワールドの住人なので、とても気持ちよく読めました。
で、さっそく後輩に貸し出しました。“いい気”は循環させないとね。

そしてまた一人旅に出たくなってきました♪
今年は海外一人旅を試してみようかな。

 自らが経験して過ごしたたくさんの時間を、きっちり咀嚼して自分のものにしているうちに、地層のように出てくるのが「厚み」。ただ年齢を重ねるだけでも、知識だけ集めてもダメで。心とカラダを動かし、たくさん本を読み、素敵なものにたくさん触れて、泣いて笑って心動かして……その上で、自分と違う他者への愛情を持ててこそ、はじめて得られるもの。(「ぶ厚い女になりましょう♪」)


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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。

2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。

将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること!

いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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