一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 大好きな『黄色い目の魚』の作者の作品。 話題にもなってるし読みたいけど、 ハードカバーの連作でなかなか手を出せなかったのですが、 こちらも会社の先輩に貸していただきました。 3冊を一週間かけて読みました。 会社帰りに同じカフェで。毎日泣いて。 立ち読みで泣きながら読みきってしまったという友人のことを あまり笑えないかもしれない…(笑) 陸上競技に一生懸命な高校生たち。 練習、試合、結果、怪我、才能、努力、孤独、仲間。 スポーツに打ち込んだことのある人なら、 きっと誰もが感じたことのあること。 だけど、ここに描かれている世界はとても尊い。 そして、こんな世界を心のすみにでも持っていることがとても大事なことに思えた。 「神谷くんのほうが、すごい」 人生は、世界は、リレーそのものだな。バトンを渡して、人とつながっていける。一人だけではできない。だけど、自分が走るときは、まったく一人きりだ。誰も助けてくれない。助けられない。誰も替わってくれない。替われない。この孤独を俺はもっと見つめないといけない。そこは、言葉のない世界なんだ――たぶん。 PR 本屋さんで何回か見かけたことはあったけど、 なんとなくその後ろ向きなタイトルのおかげで避けてました。 ある日の『王様のブランチ』に作者が出ていて、 これは絶対面白い!と思ってすぐに購入。 続編はまだハードカバーだったけど、 1作目を読み終わってすぐに買ってしまいました。 (会社の同期にもらった図書カード使いました。ありがと~) 主人公はリストラ請負会社に勤めるクビ切り面接官。 いろんなジャンルの会社・仕事が出てきてそれだけでも面白い。 ちゃんとした取材に基づいてるってことがわかる。 また、主人公にはその面接で知り合った年上の彼女がいて、 お互いのことを探りながら思いやっているとこがいいなぁと思った。 今の会社や仕事、そしてサラリーマンとしての自分も、 客観的に見つめなおしてしまいました。 それにしても、こんなにぐいぐいと惹き込まれる文章は久しぶりです。 『八方ふさがりの女』『二億円の女』『借金取りの王子』がお気に入り。 3作目も是非読みたいです。 空を見上げながら、もう一度笑う。 会社の先輩に貸していただいた本です。 元過激派の父を持つ小学生の主人公。 上巻では男としての、下巻では兄としての成長が感じられました。 うちのお父さんもそれなりに強烈で、 家族も一見ばらばらなので共感できる部分がありました。 場所なんて、距離なんて、関係ないのかもしれない。 「おまえはおとうさんを見習わなくていい。おまえの考えで生きていけばいい。おとうさんの中にはな、自分でもどうしようもない腹の虫がいるんだ。それに従わないと、自分が自分じゃなくなる。要するに馬鹿なんだ」 でもそんな予感もあった。東京を捨てたときから、家族は別の結びつきを得たのだ。一緒にいなくても、毎日の会話がなくても、つながっているような――。 |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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