一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 あまりにも違う世界にいるふたりの往復書簡&対談本。 私はそれぞれが好きなので、 そこに新たに広がった世界がまた面白かった。 全く違う言葉を操りながらも、 まさに魂のレベルで通じ合っている価値観があったり、 同じように日本の女の子を応援していたり。 私ももっともっとエネルギーをチャージして、 周りの大切な人に、女の子に、そして世界の一人でも多くの人に、 前向きで幸せなエネルギーを届けます! (2012.4.1) 最近は、個人的な悩みって何もなくて、自然にやっていればすべてがうまくいくと思ってるんです。なるようになる。もし一瞬何かが滞っても、全部意味があるんですよ。だからそこで、「わっ、滞った!どうしよう」と言ってキィーッ!となること自体が無駄な体力消耗のような気が。(蝶々)
![]() PR 前作の『ふがいない僕は空を見た』がなかなかよく、 信頼している賞の一つ、山本周五郎賞を受賞した本作は、 迷わず手に取りました。 この作家は、人の歪んだ部分を描くのが本当に上手い。 この作品に出てくる三人も、どこかバランスを崩し、 ふらふらと「死」に向かって歩き出してしまっている。 でも、きっと誰もが心のどこかに歪んだ部分を持っているから、 「わかる」とも「甘えんな」とも「頑張れ」とも思う。 目指すのは、ここではないどこか、ではなく、ここから始まるどこか。 (2012.3.24)
![]() 久々に夢中になって一日で読んでしまいました。 初めましての作家さんですが、 他の作品も是非読んでみたい。 とにかく、女、そして、女同士を描くのが上手い。 誰からでもいい、無条件に認めてほしい栞子。 けなげに尽くすことで、無自覚に束縛する真美子。 相手を守ることで、自分の価値を確認したい美里。 三者三様のプライドとコンプレックス。 そして女と女の間に生まれる、 嫉妬、羨望、尊敬、同情、嫌悪、軽蔑、畏怖…。 そのいろいろを含みながら、 危ういバランスで女同士の友情は成立する。 (2012.3.11)
![]() 工業高校機械科一年唯一の女子が、 「高校生ものづくりコンテスト」に挑む。 北九州を舞台にした“工業”青春小説。 工業高校が青春の舞台なんてしぶい! でも安っぽい内容だったら嫌だな…と、 期待と不安が入り混じりつつ手に取った一冊。 旋盤作業というマニアックな分野ですが、 スポーツ青春小説に負けない、 まっすぐさとさわやかさが流れる内容でした。 日本の発展を支えた工業技術。 私の前職でも結構絡んでいた分野なので、 もっと興味を持って取り組めていたら…と、 仕事相手だった企業を少しの苦味と共に懐かしく思い出しました。 (2012.3.10)
![]() 先日、城山さんのエッセイを読み、 小説も読みたくなって手に取った一冊。 女性の社会進出がテーマだったことも手が伸びた理由のひとつ。 単行本の刊行が平成19年だったので、 その近辺の時代のつもりで読んでいたら、 「古い、なんか古い」と違和感が止まらない。 解説を読んで納得。 実際に連載されていたのは昭和61年でした。 登場人物の女性たちに共感できたかと言うとそうではない。 この女性たちは明らかに男性目線で描かれている。 でも、彼女たちと同じように、 私も走ったり立ち止まったりしながら仕事と家庭とを往復している。 女性にとって「本当に生きる」とはどういうことなのか。 女性みんなに当てはまる正解なんてないから、 私は私だけの人生をこれからも歩きたいと思う。 (2012.3.4)
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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