一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 嫌われ松子の一生は、転落の人生だったんだろうか? たしかにそれは波乱万丈だったと言っていいかもしれない。 でも、その転落のひとつひとつが、 誰にでも起こり得るちょっとしたつまずきだったように思えた。 むしろ私は、つまずいた後に起き上がり、また走り出す力の強さを尊敬してしまう。 嫌われ松子の一生は、私にとって忘れられない生き方のひとつになりそうです。 しかし俺には、そうは思えなかった。この資料を読むかぎり、松子伯母は、それがトルコ嬢という仕事にしろ男性関係にしろ、不器用なほど真正面から、ぶつかっていっただけではないのか。 ドラマが始まったけど、なんだかつらくて途中でチャンネルを変えてしまいました。 でも、映画の方は評判がいいみたいだし、中谷美紀だし、是非観てみようと思います。 PR その曲を聴いたことのない人にその良さを説明するのが難しいように、 その本を読んだことのない人にその魅力を伝えるのは難しい。 久しぶりにこの人の本を読んで、 やっぱり江國香織はいいなと思った。 まず、日本語がきれい。 見た目も含めて、言葉をきちんと選んでいるなと感じる。 そして、「日常」を描くのがとても上手い。 ささいなこともきちんと描くから、時間の流れをとても正確に感じられる。 第3者の存在が、2人の関係を上手くいかせることがある。 “第3者”が結婚相手なのか、恋人なのかはわからないけど。 私はこの本がわかる人と仲良くなり、わからない人に恋をするんだろうな。 「瑠璃子」 なんか違う、なんか違うと思ってるうちに読み終わりました。 形がおかしいのではなく、根本がずれてる。 そんな奇妙な人間関係(親子、兄弟、姉妹、嫁姑、恋人)が淡々と描かれていました。 もうこの本を読むことはないだろうな。 人におすすめすることも。 自分がなぜこんなに興奮しているのかはわからなかった。とめどなく力がわいてくる。それが、うしろめたいような暗い流れなのだけは、わかる。伸一のことが思い浮かぶ。しっかり胸に抱く実感が、ここだ、ここにある、と乳を押さえたくなった。伸一のことだけは、揺るがない。金を稼がなきゃ。稼いで、母親の手一つでやっていかなきゃ。ダンナはあてにできない。住まいさえ置いとけば、帰ってくる。嫌われるようなことは言いたくない。 最近の好きな作家ベスト1、瀬尾まいこ。 なんと言っても、この人の描く“絆”がとてもいい。 理由はそれに尽きる。 今回の主人公は元OLで占い師のルイーズ吉田。 彼女が見る絆。そして、彼女にもある絆。 偶然、あるいは必然による大切な人とのつながり。 目に見えないからこそ、大事にしたいものです。 読み終わった後、スーパーでデートしたくなりました。 通彦の身体の柔らかさも温かさも、どれもずっとなじんできたもので、終わりのにおいはどこにもない。通彦にくっつきながら、私の中の不安はおもしろいくらい簡単にするすると消えていった。結局、どんな才能のある人の言葉でも、予言や占いは当てにならない。自分で確かめてこそ、納得ができるのだ。 |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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