一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 社会人5年目、恋人は三ヶ月前に出て行った。親しい友人もいない。 そんな折、行方知れずだった弟が現れ一緒に住むことになる。 弟は、起伏のない姉の毎日を日記につけていく。 この人の作品は、芥川賞受賞作『ひとり日和』に続いて2作目。 前作よりは“やさしい”けど、やっぱりどこかひんやりしている。 でも私にはこの温度がちょうどいい。 私にも弟がいるので、この姉弟の距離感はわかる気がした。 短い言葉のやり取りで通じる会話も。 一緒にいると感じるちょっとしたわずらわしさも。 弟が現れる前と後で、本当に「わたしは何も変わっていない」のかな。 緑君との出会いや、初めて出席する会社の忘年会は? 人生は、変わるものでもあるし変えるものでもあると思った。 これから起こるかもしれないいろいろのことについて、どれだけ考えをめぐらせても起こるべきことは起こるし、起こらないことは起こらない。その場その場でどうにかなるものだ、きっと。それに、うまくいかなかったっていい。一人の人間とちゃんとした関係ができるなら、他ができなくたっていいし、緑君みたいに、それ以上の興味を持つ必要なんて、どこにもないのかもしれない。 PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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