一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 舞台は真夏の楽園、フィジー。 フィジー人、インド人、中国人、そして日本人。 2000年のクーデターを背景に、揺れ動くそれぞれの人種の人間たち。 フィジー人のチョネの生き方にふれていると、 自分の中で当たりまえになってしまった価値観に改めて目が向く。 人間の魅力、生き方、豊かさ、日本人としての自分。 チョネのシンプルだけども深い芯の強さ。 周りの人が彼に惹かれるのがすごくわかる。 登場人物たちの生き方が、 国、政治、人種というものとしっかり絡めて描かれていて深い。 どこか観光地を訪れるのにも、 その場所のことを少しでも勉強しておくと違った景色が見えるのかもしれない。 この作者はこういうタイプの作品も描くんだぁ、とちょっと意外でした。 もちろんいい方向に。ほかの作品も全部読みたいです。 生きることは、損得勘定ではないんじゃないかな。 やっぱり楽しかった。自由だ、と感じた。 楽園など、どこにもないんだよ――。 PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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