一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ひさびさに会った後輩におすすめしてもらった小説。 本屋さんでたまたま見かけて“ピュアフル文庫”ってことに多少ひるんだけど(笑)、 選んでよかったです。 その後に寄ったカフェで、帰宅した家のベッドで、一気に読んでしまいました。 周りより大人びた高校2年生の女の子と、 34歳の義理の兄となった人との恋。 これだけしか書かないと陳腐に聞こえてしまうけれど、 とても上質な小説でした。 高校2年生の女の子の視点で話は進みますが、 不思議と34歳の義理の兄の方に近づいて読めた。 私もパリに行ったことがあって、 ルーブルが、キューピットとプシケが、ギャラリー・ラファイエットが、モンマルトルが、 すぐに思い浮かぶことが誇らしかった。 これだけでもパリに行ったかいがあった。 素晴らしい芸術や場所はそこからさらに素晴らしいものを生むから、 そういう場所に行くことは大きな財産になるのだと思った。 幸せで平和なおかげで忘れかけていたものを思い出させてくれました。 苦めのシャンパンを飲みたくなるような、 いつもよりきつめの香水をつけたくなるような、 上質な黒い下着をつけたくなるような、 そんな小説です。 周りの人を次々に傷つけながら、私は前に進むのを止めることが出来ない。心の底から悪いことをしてるって思っているのに、改める気なんかさらさらないのだ。 いままで私は、歳がどうだとか、立場が違うとか、そんなの気にしたことがなかった。好きになるっていうのは、どんなこともはね飛ばして潰してしまう強い気持ちで、それくらいじゃないと本当に好きじゃないんだって決めてた。 PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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