一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 最近仲良くさせていただいている会社の先輩にお借りしました。 動物行動学の知見を駆使し、 日常の様々な事象をユニークな視点で解説した本です。 “私たちの体は遺伝子を運ぶ乗り物に過ぎない”という、 コピーを増やそうとする遺伝子中心の視点が、 私にとっては今までにない新しいものでした。 その視点をもとに解説された働きバチの子を産まない習性、 人間の嫁姑戦争や男の浮気、宗教における神の存在など、 本当に興味深いものばかりです。 著者の語り口もさっぱりしてて面白い。 ちなみにこの分野(動物行動学)の人間の 少なくとも八割は「親子の愛情」を信じておらず、 少なくとも九割は「友情」が存在するとは信じがたく思っているそうです。 この視点が真実かどうかが問題ではなく、 この視点を獲得することで新しいものの見方が出来る。 ひさびさに本を読む醍醐味を味わいました。 私はこの視点が気に入ったので他の作品も読んでみようと思います。 ところがドーキンスは、こういう考え方はひどく間違っていると指摘する。我々のこの体は、遺伝子が自らを乗せるために作り上げた乗り物だと言うのである。遺伝子は、悠久の時間を旅するという自分自身の目的のために我々の体を利用している。固体は幾つもの遺伝子が今偶然にも乗り合わせているうたかたの存在で、個体の死が生命の終わりを意味するのではない。主体は最初の最初から遺伝子の側にあったのである。 PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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