一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 図書館で本を借りたのなんて何年ぶりだろう。 なんとなく岡山とのつながりがほしくて図書カードをつくり、 なんとなく手に取った本を借りてみました。 三浦しをんさんの作品は初めてです。 第135回直木賞受賞作。 東京のはずれに位置する「まほろ市」の 駅前にある便利屋、多田便利軒。 経営者の多田と同級生で居候の行天の不思議なコンビ。 家族の代理でおばあちゃんのお見舞い、バスのダイヤ乱れの監視、 庭の草むしり、塾に通う小学生の送り迎え、女子高生の身辺警護、 たいていのことは承ります。 登場人物たちに共通点があって、皆、傷を抱えている。 まだじくじくと痛むものから、かさぶたになってもう取れそうなものまで、 いろんな過程のあった傷。 大切なのはその傷を嘆くことではない。 少なくとも同じ傷を持つ人の痛みがわかるし、 同じような傷を人に与えないということが出来るはず。 自分にしかない傷跡を誇れる人生にしましょう。(2011.03.12)
「はるのおかげで、私たちははじめて知ることができました。愛情というのは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうことをいうのだと」 失ったものが完全に戻ってくることはなく、得たと思った瞬間には記憶になってしまうのだとしても。 ![]() PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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