一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 最近お気に入りの書評サイトで見つけて、すぐに買いに行きました。 主人公は、思い出の本をきっかけにインターネット上で出会った2人。 自分と似ていて違う言葉や考え方に次第に惹かれていく。 たとえ会ったことがなくても言葉にのせることで伝わる思いと、 会わないとわからない伝わらない思いや真実。 こんな時代だから出会うきっかけや思いを伝える方法は多種多様。 言葉の力の素晴らしさを感じると共に、 実際に目にすることで伝わってくるものも軽んじてはならないと思いました。 そして、他人のことを完璧に理解することは出来ないということも。 ただ、完璧でなくても、共有したりそこに近づこうと努力することは出来る。 作者名から男性だと思っていたので、あとがきを読んで驚きました。 でも、そういわれてみれば納得。「伸」は女性が描いた人物だな、と。 他の作品(『阪急電車』あたり)も読んでみようと思います。 「俺は九官鳥やオウムとちゃうで。好きって言葉は大事やろ。よう知らん人に意味なく言いたくないわ」 痛みにも悩みにも貴賎はない。周りにどれだけ陳腐に見えようと、それに苦しむ本人にはそれが世界で一番重大な悩みだ。救急車で病院に担ぎ込まれるような病人が近くにいても、自分が指を切ったことが一番痛くてつらい、それが人間だ。 PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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