一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 好きな作家ベスト3のうちの1人、吉田修一。 芥川賞を受賞した『パークライフ』を読んで、ちょっと気になる。 次に『最後の息子』を読んでみたらはまってしまい、 それからは新刊が出るたびに買っています。 この人の作品を読んで、物足りないと感じる人もいると思う。 だいたい最後まで描ききらないし、格言めいたものもない。 でも私は、吉田修一が描く、ときに冷酷な真実、 そしてそれを包むあたたかさが大好きなんです。 ひとつの水音がかえってその場の静けさを引き立たせる、という有名な描写があるけれど、 まさにそんな感じ。 『ひなた』もそういう吉田修一っぽさが出たいい作品でした。 今後の作品にも期待です☆ 会えば会うほど遠野という男が嫌いになっていく。いったいどこまで嫌いになれば、私はこの男に会いたくないと思えるのだろうか。会いたいのを必死に我慢するのと、会いたくなくなるまで相手に会い続けるのとでは、いったいどちらが、夫や家族をより裏切っていることになるのだろうか。 PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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