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一度きりの「いま」。
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喋々喃々:男女がうちとけて小声で楽しげに語りあう様子。
『食堂かたつむり』の小川糸さん待望の2作目です。

舞台は東京・谷中。
少し前に友人と行った場所だったので、
知っているお店が出てきたりして、
情景が思い描きやすかったです。

前作に引き続き“食”が大切にされていて、
旬のものや下ごしらえや盛り付けなど、
些細なこと1つ1つを大切にする主人公。
それは食だけにとどまりません。

食べ物や情景の描写も見事。
鍋の中のスープが煮立ってくる様子が
「おかしいのを堪えているおなかの動き」だったり、
花火の音が「おなかの底を透明な握り拳で叩かれたみたいな衝撃」だったり。

食べること、愛することのシンプルな気持ちを思い出し、
せかせかと生き急ぐ心がとても静かになりました。
3作目が今からとても楽しみです。


 こうして春一郎さんと同じものを食べることで、少しずつ、春一郎さんの体と私の体が同じ物からできていくのがうれしかった。同じ細胞、同じ匂い。春一郎さんと重ねた食事が、年齢のように、私の体に刻まれていく。春一郎さんの体にも。
「嫌なこととか苦しいこととかって、人生の中では、俺、闇の部分だと思うんだ」
「うん」
「でも、そういうのがなかったら、いいことっていうかうれしいこととか楽しいこととか、光らないんじゃないのかなぁ。ずーっと人生が真昼の明るさだったら、星の存在にも気づけないんじゃないかって、最近よく星見てて思うんだよ」
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最近仲良くさせていただいている会社の先輩にお借りしました。
動物行動学の知見を駆使し、
日常の様々な事象をユニークな視点で解説した本です。

“私たちの体は遺伝子を運ぶ乗り物に過ぎない”という、
コピーを増やそうとする遺伝子中心の視点が、
私にとっては今までにない新しいものでした。

その視点をもとに解説された働きバチの子を産まない習性、
人間の嫁姑戦争や男の浮気、宗教における神の存在など、
本当に興味深いものばかりです。

著者の語り口もさっぱりしてて面白い。
ちなみにこの分野(動物行動学)の人間の
少なくとも八割は「親子の愛情」を信じておらず、
少なくとも九割は「友情」が存在するとは信じがたく思っているそうです。

この視点が真実かどうかが問題ではなく、
この視点を獲得することで新しいものの見方が出来る。
ひさびさに本を読む醍醐味を味わいました。
私はこの視点が気に入ったので他の作品も読んでみようと思います。

 ところがドーキンスは、こういう考え方はひどく間違っていると指摘する。我々のこの体は、遺伝子が自らを乗せるために作り上げた乗り物だと言うのである。遺伝子は、悠久の時間を旅するという自分自身の目的のために我々の体を利用している。固体は幾つもの遺伝子が今偶然にも乗り合わせているうたかたの存在で、個体の死が生命の終わりを意味するのではない。主体は最初の最初から遺伝子の側にあったのである。
メールの転送設定も完了し、
パソコンの電源を落とそうとした最終勤務日夕刻に一通のメールが
会社で唯一の同じ大学出身の先輩から食事のお誘いでした。

先輩といっても元常務でかなり上の方。
もうあんまり時間ないんだけどなーと思いつつ、
せっかくのお誘いなのでランチに連れて行っていただきました




↑こちらはそのときにいただいた、
原了郭の黒七味と早稲田ボールペンです。
故郷のない私にとって同じ大学という共通項はうれしいものです。
もっと仲間が増えるといいな~
3月28日(金)が日本での最終勤務日でした

みんなの前で最後の挨拶の言葉を述べているうちに、
なんだかもう帰ってこない人のような気分に…(笑)
夜は大好きな先輩後輩たちと飲むことが出来て、
タイに気持ちよく飛び立てそうです



↑こちらはカラオケ仲間の先輩方からいただきました。
とぼけた顔のボールペンは、「見た瞬間にayumiさんぽいと思った」とのこと(笑)
大好きなCath Kidstonのノート&ステッカー帳もうれしかったです。
帰ってきてからもまた仲間に入れてくださいね



↑こちらはかわいい後輩の新入社員の子からいただきました。
Afternoon Teaのハンドタオル&髪留めです。
まだ研修期間だった5月の2週間と、今年同じチームに異動になってからの2ヶ月間の
OJTを担当したためとても思い入れがある子です

私の都合で最後までトレーナーとしての役割を果たしきれなかったのが心残りですが、
たくましく育ってくれることを心から祈ってます



↑こちらは1コ上の先輩からいただいたクローバーのストラップです
説明がどっか行っちゃったのですが(笑)、とにかく幸運を引き寄せてくれるらしい!
本当に1コ上とは思えないくらい落ち着いていてしっかりしている先輩なので、
私も少しでも追いつけるよう精進いたします。



↑こちらは飲み仲間遊び仲間の先輩後輩からいただいた、
なんとなんとデジタルフォトフレームです!!
これに結婚式の写真を入れてマイホームに飾るのが1つの夢でした。
あとは結婚するだけですね


3月は本当にいろんな人と会って激励していただいて、
濃~い1ヶ月でした(それで体調を崩したという説あり)。
学生時代の友人もそうだし、会社でもこんなにたくさんの人と知り合い、
関係を築くことができた幸せで胸がいっぱいです

たった6ヶ月の海外研修ではあるけれども、
みんなからの応援と自分の素直な好奇心&向上心をエネルギー源に、
すべてのいいこと嫌なことを成長のパワーにしたいと思います
良い人生に出来るように頑張りますので、応援どうぞよろしくお願いします!

タイには一度行ったことがあるのですが、
料理の安さ&おいしさに驚きました。
お米派で、辛いものや癖のあるもの(パクチーとか)も平気なので、
今回の渡航先がアジア圏でよかったなぁと感じています

そんなタイ料理の予習ということで、
タイに駐在されていた取締役と、先輩営業マン、
そしてその仲間たち(注:上司です。笑)が、
タイ料理のお店へ連れて行ってくださいました



↑これが取締役おすすめの“カオマンガイ”。
茹で鶏とその茹で汁で炊いたご飯のセットです。
一緒についてくる甘辛のタレが絶妙で、
これさえあればご飯が何杯でも食べられる!というおいしさです

その他にも、“トムカーガイ(鶏肉入りココナッツスープ)”、
“ソムタムタイ(パパイヤの辛口サラダ)”や
“パッタイ(タイ風焼きそば)”など、
私の体重維持を脅かす面々が勢ぞろいでした



↑こちらは「オヤジたちから」とプレゼントされたカードケースです。
タイの人たちはキラキラしたもの、
きれいなものに目がないんだとか
向こうで名刺入れとして活用させていただきます。

本当に豪華メンバーで楽しい時間を過ごさせていただきました。
タイに駐在されていたときの話が聞けて、
良い面に対しても悪い面に対しても心の準備が出来ました

オヤジたち…じゃなかった(笑)、
上司たちの期待を裏切らないよう、
公私共に思いっきり充実させたいと思います


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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。

2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。

将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること!

いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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