一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 『食堂かたつむり』『蝶々喃々』に続く小川糸さんの三作目。 舞台は長野県の穂高。 小学生のリリーと蔦子とリュウが過ごす夏休み。 いつしかリリーとリュウが共にいる時間が長くなっていく。 そして恋路旅館を切り盛りする菊さん。 凛としていて、背筋が伸びていて、自然を愛し、人を愛し… こんな風に歳を重ねていきたい。 誰もがファミリーツリーの一枝なのに、 ときに自分はひとりだと傲慢になってしまう。 ひとりで生きていくことなど決してできないのに。 私も一枝。 だからいつか愛するひとと、 この枝を共に育てて生きたい。 生前、菊さんはリリーのアロママッサージを受けながら、自分が死んだら、半分の骨はご先祖様と同じお墓の中に、そしてもう半分は息子たちの魂が眠る林檎の木の下に一緒に埋めてほしい、と言ったらしい。 「人って一人じゃ生きていけないんだね。そのことが、リリーと離れていてよくわかったよ」 ![]() PR ![]() ![]() |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
ブログ内検索
アクセス解析
|