一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 その3で完結だと思っていた『王国』シリーズ。 地元の本屋さんでその4を見つけたときの驚きといったら。 そしてそれを手に取り帯を読んだときの更なる衝撃。 あわててその1~3まで読み返しました。 三年振りの世界でしたが、 あぁ、あの時も同じように苦しかったなぁと思い出した。 それでも、心に引っかかってくる場所が三年前とは微妙にずれている。 人が出会うときにはどうして出会ったかという意味と約束がある、 と楓は言っていたけれど、 私は本との出会いにもそれをよく感じる。 この本に再び出会えたことによる、 新たな変化と兆し。 私は、それを信じたい。 生きていくっていうのはきっと、流れて変わっていくということなのだろう。そして植物が何回枯れて代が替わろうと同じ種類の種は同じ種類の葉を出し同じ花をつけるように、私が私であるたったひとつの命の芯みたいなものが、きっと生きていくということのなかにだけあるのだろう。 ほんとうにこわいことは、たったひとつ、自分の魂を自分がおろそかにすることだけなのだとわかった今では、こわいことはもうなくなった。 なにを滞っていたんだろう? なんでなにかを決めなくちゃいけないと思っていたんだろう。風も波頭も気持ちも遠くの緑のざわめきも港に見える船も全部がバランスよくそれぞれに動いているその世界の中で、私は自分のことをばかみたいと思った。何も欠けたものなんかないのに、自分だけ狭い気分になって深刻ぶることさえも、ゆるされているのだと。 ![]() ・自分に嘘をついて、自分の魂に小さな借りを作って。 ・お金持ちが嫌いなのではなくて、なにを一番にしているかが違うことになじまないだけなのだ。 ・生きていく、つなげていく。這うように、苦しくても自分の考えと磨かれた直感となるべく健康な体を持って、それだけを頼りに。人間を愛し、人間に寄りかからず。 PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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