一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 『夜のピクニック』が気に入ったので、 恩田陸ファンの後輩に聞いておすすめしてもらった1冊。 主役はそれぞれ“秘密”を持っている4人の高校生。 傷、と言ってもいいのかもしれない。 それは意外なものだったり、納得してしまうものだったりする。 自分が傷ついたとき思うことが2つある。 ひとつは、この痛みをきちんと消化すれば人間として深みが増すだろうなということ。 もうひとつは、同じような傷を負った人の気持ちをわかってあげることができるということ。 主役の一人、光浩は、深い傷を負っている分、 人を見る目にも長けていると思う。 あの人はいつも笑っているから悩みがないんだろうな。 あの人は暗い顔をしてるから不幸なんだろうな。 そうやって決めつけることは馬鹿馬鹿しい。 私は、その向こう側にあるものを知りたい。 「大人はみんなそうだ。全てが終わってから、俺の知らないところでやりたいことを全部やってから、許してくれって言うんだ。俺がどんなに傷つくか、どんなに苦しむかも知らないで。どういうことなんだってきこうと思っても、いつもそのときにはもう誰もいない。誰も俺のことなんかこれっぽっちも気にかけちゃいないのに、俺には自分のことを分かってくれって言う」 PR ![]() ![]() |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
ブログ内検索
アクセス解析
|