一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 主人公は新米タクシードライバー(43歳)。 あるきっかけで銀行を辞めてしまった。 転職もなかなか上手くいかない。 そして、毎日のように繰り返す。 「あのときこうしていれば」 「もう一度人生をやり直すことができたら」 私自身は自他共に認めるポジティブ娘で、 「今までの選択で、結果的に誤ったことは一度もない」と 本気で思っているような人間なので、 いちいち後向きな主人公にはイライラさせられました。 でも、これが多くの日本人サラリーマンの姿なのかな。 日本のぎゅうぎゅうの通勤電車を思い出してそう思う。 『ストレス社会』『閉塞感』『自殺大国』なんていう、 現代の日本を表す言葉があるように。 だからこそ、私はポジティブなパワーを届けたい。 失ったものではなく、得たものを数えてほしい。 空想の中だけでなく、「いま」ある幸せを見つめてほしい。 後悔する時間でなく、未来に期待する時間を増やしてほしい。 少しずつ主人公は、「いま」を見つめるようになる。 そのスピードがもどかしいけれども、やっぱり応援してしまう。 同じタイプの「中年男の人生リセット願望小説」では、 重松清の『流星ワゴン』が秀作です。 道はしばらくの間まっすぐ。物足りなさを感じてしまうほどの一本道だ。 ![]() PR ![]() ![]() |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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