一度きりの「いま」。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「はい、今日の夜ご飯 ![]() お母様がデパートの駅弁フェアに行って来たそうで、 今日の夜ご飯は、岐阜県高山本線高山駅の駅弁、 『飛騨牛しぐれ寿司』でした ![]() もちろんおいしかったのですが、 実家暮らしになってから地味~に野菜不足 ![]() そろそろ料理再開しますかぁ。 まずはキッチンの掃除から… ![]() ![]() PR 閉塞した日常を生きる女性たちを描いた短篇集。 大人の女性の機微がわかるようになってきたということは、 私も少しずつ歳をとっているんだとしみじみ。 一見幸せな結婚生活を描いた「愛される女」、 タイが舞台の「男娼」が印象的でした。 あと及川キーダさんの装丁がすごく好き。 ライブペインティングなどのイベントをやっているようなので、 今度潜入してみたいと思います。 あとから安く入って来たハンディを埋めようとするのか、離婚して一人で子供を育てていることに何らかの感情があるのか、伸子は「仕事」だの「自立」だのと言い過ぎるきらいがあった。それが裕福な女達に囲まれて落ち着かないせいだと瞳は察している。過剰なものはたいがい欠如を表しているものだ。(『水着のヴィーナス』) ![]() 朝日新聞で連載されていた作品。 その挿絵を描いていた束芋さんの作品展を見に行き、 この小説を読むきっかけをもらいました。 土木作業員の清水祐一は、 携帯サイトで知り合った女性を殺害してしまう。 彼を殺人に走らせたものとは一体何か―――。 多くの登場人物が出てきて、彼らの視点で物語は進む。 彼らは出逢い、お互いにつながっているように見えるけれども、 そのつながりは、細く、脆く、歪んでいる。 それがとても“現代的”なものに感じられました。 久しぶりの吉田修一作品でしたが、 私の好きな温度差がいまいち感じられなかった。 でも今年は吉田作品を再・読破します! これまで寂しいと思ったことはなかった。寂しいというのがどういうものなのか分かっていなかった。ただ、あの夜を境に、今、寂しくて仕方ない。寂しさというのは、自分の話を誰かに聞いてもらいたいと切望する気持ちなのかもしれないと祐一は思う。これまでは誰かに伝えたい自分の話などなかったのだ。でも、今の自分にはそれがあった。伝える誰かに出会いたかった。 「今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎったい。大切な人がおらん人間は、何でもできると思い込む。自分には失うもんがなかっち、それで自分が強うなった気になっとる。失うものもなければ、欲しいものもない。だけんやろ、自分を余裕のある人間っち思い込んで、失ったり、欲しがったり一喜一憂する人間を、馬鹿にした目で眺めとる。そうじゃなかとよ。本当はそれじゃ駄目とよ」 ![]()
新年早々、時間を遡ってしまいますが、
12月は音楽にアートにと芸術の月でした ![]() ![]() その中の一つが束芋さんの『断面の世代』。 色彩の印象だけで飛び込んだ横浜美術館で、 がっつりと平衡感覚を持っていかれました ![]() 朝日新聞で連載されていた『悪人』(吉田修一)の 挿絵にかなりのスペースを使っていて、 早速小説を読もうと決意(金子美保さんが気になる)。 その他、コレクション展の方も予想外に盛りだくさんで、 ダリ、セザンヌ、ゴッホ、ピカソ、鏑木清方、奈良美智、アンディ・ウォーフォルと、 お腹いっぱいになったのでした ![]() ![]() 約2ヶ月ぶりの"a book a week"更新となってしまいました。 (2010年はこんなことじゃいけません。) 登校拒否の妹と、出社拒否の姉。 同じ状況の中での姉妹の微妙な距離感が、 なんだかわかる気がしました。 きっかけはなんでもいい。 みんなが少しでも前に進めますように。 「悪くないよ。なんか力もらった気がするし」 ![]() |
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プロフィール
HN:
ayumi
性別:
女性
職業:
国際物流業⇒食品メーカー
趣味:
読書、野球、トラ、ぷよ
自己紹介:
社会人7年目。海外駐在員を目指し、2009年4月から半年間はタイで働いてました。
2010年12月に外資系食品メーカーへ転職。まずは岡山で働くことになりました。 将来の夢は、自分の言葉と「食」を通して、世界の1人でも多くの人に前向きで幸せなエネルギーを届けること! いつまでも魂を輝かせておけるよう、好奇心と向上心と「いま」を大切にして生きています。
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